看護部のご案内

nurse

看護部長挨拶

赤間病院は、健康を守る様々な活動を通して地域包括ケアを推進し、社会貢献することを目指しています。
看護部は、患者さんが住み慣れた地域で安心して療養生活を過ごされるように、
よりよい看護・介護の実践に取り組んでいます。
そのため、患者さんの安全を第一に、個々のスタッフが自から考え・行動することができるように
看護・介護の質向上に精進しています。
地域の皆さまに信頼される医療機関の役割を果たすために、より一層努力してまいります。

看護部長 菊武 惠子

看護部理念

私たちは思いやりの心を大切に
安心で信頼できる看護・介護を提供します

思いやり
相手のことを親身に考え、察したり気を配ったりすること

看護部方針

思いやりをもって
・患者やその家族の思いを大切に、信頼される 看護・介護の提供に 努めます。
・職員がお互いにいつも笑顔で、活気ある職場づくりを 目指します。
目標をもって
・専門職として自ら、感じ・考え・行動する人材育成に 努めます。
・院内他部門及び地域の医療、福祉機関との連携を深め、 継続的な看護・介護を提供します。
・地域に貢献する組織の一員として、病院経営に参画します。

2022年度看護部目標

1.患者一人一人が必要とする看護・介護サービスを提供する。
 1)地域包括ケアシステムを見すえたチーム医療を推進し、個々のニーズに応じた、看護・介護サービスを提供する。
 2)院内デイサービスの開催を定着させ、参加者数を増やす。
 3)転倒・転落件数を前年度比95%以下に減少する。
 4)感染症の標準予防策を徹底し、患者・医療者の健康を守る。
2.専門職として自らが感じ・考え・行動することが出来る人材を育成する。
 1)自己のキャリアにおける看護実践能力の評価を行い、キャリアプランに基づいたラダーレベルの修得をめざす。
 2)ともに認め合い、ともに学び、皆が成長できる環境を整える。
3.組織の一員として、変革する病院経営に参画する。
 1)施設基準における重症度、医療・看護必要度を維持する。
 2)病院機能評価受審の準備と対応。
 3)明るく丁寧な接遇を心がけ、居心地の良い療養環境を提供する。
 4)地域に求められる病院組織を目標に、皆が変革に参画し、達成感を共有する。

看護部門の概要

病床数
110床
看護単位
病棟3単位
病床構成
1病棟 一般病床(16床) 地域包括ケア病床(26床)
2病棟 医療療養病床(28床)
3病棟 医療療養病床(40床)
外来
施設基準
1病棟 看護師10:1
2病棟 看護師25:1 介護士25:1
3病棟 看護師・介護士20:1
看護職員
看護部長1名
看護師長3名  看護主任1名  看護副主任4名
看護師55名  准看護師6名
介護福祉士主任1名  介護福祉士副主任1名
介護福祉士13名  介護士24名 
看護体制
2交代制
看護方式
チームナーシング
2022年6月1日現在

部署紹介

1病棟
患者様の心に寄り添い
安全で安心な看護の提供を
目指しています
一般病棟42床(内、地域包括ケア病床26床)

当病棟は、脳血管疾患や循環器、呼吸器、消化器疾患等の患者の検査・治療を中心とした急性期(16床)と在宅復帰へ向けての リハビリ・療養を継続して行う地域包括ケア(26床)を有する病棟です。 私たちは治療だけではなく、他部署と連携しながら患者様の状態に 合わせた退院支援にも積極的に関わらせて頂いています。 患者様の心に寄り添い、安全で安心な看護の提供を目指し、 毎日笑顔いっぱい元気に頑張っています。
2病棟
ひとりひとりの患者様に
あった療養生活の援助を
行っています
医療療養型病棟28床

 当病棟は、慢性期疾患の患者様のリハビリや長期療養を目的とした医療療養病棟です。
患者様を看護師と介護士のペアで受け持ち、ひとりひとりの患者様にあった療養生活の援助を行っています。
また、患者様やご家族とのコミュニケーションを大切にし、ケアを中心に、アットホームでその方らしい家庭に近い療養環境を提供しています。「院内デイサービス」も行っており、患者様がもてる力を引き出せるような関わりが出来るよう、患者様・スタッフ共に笑顔で取り組んでいます。
3病棟
退院に向けて在宅部門や
他の医療・福祉機関との
連携をはかっています
医療療養型病棟40床

 当病棟は、急性期・亜急性期の治療を終え、退院に向けてリハビリや療養を必要とする患者様を受け入れています。
 また、患者・家族の皆様とのコミュニケーションをはかるために、4か月ごとに入院患者様の誕生日会や家族会を開催し、レクリエーションや情報交換を行っています。
 私たちは、ひとり一人の患者様の状態に合わせ、退院に向けて在宅部門や他の医療・福祉機関とも連携しながら安心・安全な医療・看護・介護の提供を心がけています。
外来
“病院の顔”として
笑顔と真心をもって接する
ように心がけています
外来は、内科分野を中心に急性疾患、慢性疾患の患者様や、救急患者への対応など、多様化する患者様のニーズにきちんと向き合い、安全安心な医療・看護が提供できるよう、笑顔と真心をもって接するように心がけています。
  また、退院後の通院患者様へは、病棟や他の医療機関等との連携を密にし、安心してご自宅で療養生活が送れるよう、継続看護の充実に向け取り組んでいます。私たちは“病院の顔”として、最善の健康生活を支援します。

看護部委員会活動

看護部 会議・委員会活動
会議・委員会名 活動内容
師長会議 病院及び看護部の理念に沿ったリーダーシップをとり、信頼される看護部の組織作りと運営
師長・主任会議 看護部内における業務・教育・研修などが効果的、円滑に行われるよう企画・運営
主任会議 看護部内における業務のリーダーとして、直接的看護全般に関する事項の検討・指導
全体定例会
(看護師/介護士)
看護部の一員として、同一視点にて質の高い看護サービスが提供できるよう
情報交換と業務全般に関する事項の検討
教育委員会
(看護/介護/新人)
看護部職員の資質の向上、教育理念に沿った看護・介護の提供ができる
人材育成のための計画・実施
安全対策委員会 看護・介護業務における事故防止対策と原因分析、安全対策について管理・指導
感染対策委員会 院内感染対策委員会と連携して、感染対策について検討・指導
看護記録委員会 看護記録用紙・看護記録記載基準の見直し・改訂と記録監査
マニュアル委員会 看護基準・手順の見直し・改訂

看護部教育

教育理念
病院の理念や看護部の理念・方針に基づいて、信頼される質の高い看護・介護サービスを
実践できる人材を育成する
教育目的
1)科学的根拠に基づいた質の高い看護・介護の実践能力を育成する
2)患者の尊厳を守り、優しさや誠意をもち、倫理感に基づいた看護・介護サービスを
  実践できる人材を育成する
教育目標
1)院内、院外の研修への積極的な参加と自主的学習により、専門的知識・技術・態度を習得し、
  実践能力を向上させる
2)常に看護観や倫理的感性を高め、信頼と安心を与える看護・介護サービスを提供する
看護部教育システム

看護師 キャリア開発ラダー:レベル別教育目標
レベル 目 標
レベル1 ①正確な知識・技術を修得し、マニュアルに沿い助言を受けて安全に
 看護を提供できる
②チームにおけるメンバーの役割を理解し、助言を受けて協働できる
レベル2 ①所属部署のルチーン業務を単独で実施できる
②チームにおける日々のリーダー的役割を認識し、協力を得て、遂行できる
レベル3 ①専門的な知識・技術を活用し、効果的かつ効率的な看護を提供できる
②リーダーの役割を果たし、発生した問題を解決できる
レベル4 ①専門的な知識・技術を活用し、卓越した看護を提供できる
②複雑な状況を的確に判断し、自ら適切な行動をとることができ、
 かつ組織横断的に指導的役割をとることができる
レベル5 ①専門領域における卓越した看護を提供でき、指導者を育成できる
②組織横断的にリーダーシップを発揮し、関連部門や地域との
 連携・調整・協働ができる

看護師 キャリア開発ラダーの全体図
介護士 レベル別教育目標
レベル 目 標
レベル1 ・社会人として職場に適応する能力を養う。
・看護基準・手順に基づいた基本的なケアができる。
レベル2 ・職業人としての自覚をもち、社会人としても自立し適応した生活ができる。
・患者の個別性をとらえたケアができる。
・部署における自己の役割の自覚と実践ができる。
レベル3 ・職業人として意識を高くもち、建設的な発言ができる。
・状況の把握ができるとともに、相手の立場を考えた行動ができる。
・介護業務の中心として、上司の補佐と後輩への指導ができる。
レベル4 ・リーダーシップが発揮でき、職業人および社会人として規律ある行動ができる。
・業務の優先順位を考慮して、スタッフに指導と教育的関わりができる。
・看護師と協働して部署目標の達成に努め、質の高いケアの提供のための
 指導ができる。
看護学校臨地実習施設としての受入実績
学 校 名 実習期間 学生総数
アカデミー看護専門学校(3年課程) 2019年10月 基礎実習Ⅰ(6名)
2020年2月 基礎実習Ⅱ(6名)
2019年11月~12月 成人慢性期(4名)
2020年1月 成人慢性期(5名)
総数 21名